2006年02月08日
●平成十八年二月七日火曜日。
今日は一日中、小雨がしくしくと泣いては止み泣いては止みの一日だったようだ。こんな天気の次の日は車がひどく汚れている。泥水を頭からかぶったような有様だ。悲しいことに、雨は汚い。本当は、雨に汚れたものを洗い流してほしいのだが。雨そのものが汚れているというのはなんとも。
しかしもうあと十日もすれば少しは暖かくなるのだろうか。こよみの上では雨水と呼ばれる季節だ。九州南部のほうでは、うぐいすも鳴きはじめるという。ホーホケキョ。テキストに起こすとなんだかマヌケだな。うぐいすって外国にもいるのだろうか? もしいるとしたらホーホケキョの鳴き声をなんと形容するのだろうか。
アストル・ピアソラという人の"Tango:Zero Hour"というアルバムが泣ける。真夜中に目を閉じてヘッドホンで聴いていると脳裏に映像が浮かぶ音楽だ。数年前に流行ったようだが最近知った。タンゴの巨匠らしい。昨年はJazzばかり聴いていたので、Jazzとは別の新境地が見えた感じでわくわくしている。
小雨とタンゴとうぐいす。
小雨のなかをタンゴで踊るうぐいす。
もしもヨーロッパに花札があるなら。そんな絵柄がありそうな。
Posted by ryuichy