ryuichy blog: 2005年06月
2005年06月30日
●ポッドキャスティング対応の新しいiTunes 4.9、発表。
僕もよく詳しいことはわからないが、以前から「ポッドキャスティング」なる言葉は気にはなっていた。昨日からその「ポッドキャスティング」に対応した新Ver.のiTunesが配布になったので早速試してみました。これは誰でも個人のラジオ番組をネット上で簡単に持ててしまうようなもので、自分の好きな曲をかけたり(できるのか?)PCにとりこんだ自分の曲を流したりして、またそれを誰もがいつでもiPodなどの自分の携帯オーディオプレーヤーに取り込むことが出来、で、好きなときに好きな場所で好きな部分からそれを聴く事ができるとゆー、すごいものみたいです。まだ日本のサイトは2つくらいしかないみたいですが、そのうちウジャウジャと出てくるに違いない。英会話とか語学勉強にもけっこう使われてるみたいですね。落語とかそのうちたくさん出るんじゃないかな。漫才とか。
ちょっと使ってみて、ざっくばらんな感想ですが、またスゴい時代がやってきたなぁ、という印象です。だって流れてる曲のタイトルとかアーティスト写真とかも一発でわかるし、とにかく毎日更新、ですよ!またそれをさんざん貯めていつでも好きな部分だけチェックできるんですよ!なんてこった。
今世の中は猫も杓子もブログの時代ですが(もちろん僕のこのページも)、今度は誰もがミュージシャンになれそうな気配。間違いなく確実に、音楽をとりまく環境というものが大きく変わろうとしている。
以下、僕の予想というか、想像。
携帯電話と携帯音楽プレーヤー、ブラウザの統合形が完全に主流になり、世の中のほとんどの若者のモバイルライフが大きく変わり、同時にCD等のメディアがほぼ無くなり、ほとんどが配信になる。配信といってもただ音楽だじゃつまらないので、プロモ映像やコメント、フォトなどと一体型になったデータがいわゆるアーティストの「作品」となる。
またホームレコーディング機材の発達とコストダウンで誰でも簡単に本格的な作曲が出来る時代が。ポッドキャスティングでそれぞれの作品を無料無償でネットで発表。ネット界の口コミによるミュージシャンの時代到来。
それが商売となるかどうかはよくわからんけど。
どうかな。
こうなったらこうなったで、すごく面白そうな気がするね。
一見簡単そうで、一筋縄ではいかない時代ですなー。
2005年06月29日
●暑い。
いよいよ暑くなってきた。夏だ。夏だ!夏だ!!
大丈夫だ。夏も割と大丈夫だ。春が好きだけど、秋は食べ物が美味しいけど、冬のビールが好きだけど、夏は夏で、汗をダラダラかいても大丈夫だ。と思いたい。
今年初のスイカを食べました。うまかった!
スイカといえば、先日「北京的西瓜(ぺきんのすいか)」という映画を観ました。
随分前に深夜放送で途中から観て、いつかちゃんと最初から観たいなぁ、と思っていた映画。さすがに今観るといかにも80年代な時代観に違和感を憶えるが、とても心あたたまる、すごくいい映画だ。それにしてもベンガルが若い!この人好き。「あぶない刑事」の出演者のなかでも、当時小学生だった僕はこの人の不思議な魅力に惹かれていた。
ちょっと話がそれたけど、いよいよ夏、って話題でした。
2005年06月25日
●まわるまわる。そしてつながる。
今日、というか昨日24日は美空ひばりさんの命日。52歳という若さ。自分のおふくろよりもずっと若い年齢でこの世を去ったんだなぁ。
そんなことを考えながら寝酒をあおっていたら、ついさっき、真夜中の2時前に携帯が鳴った。
こんな時間に誰だろう、なんて思ったら、
古いつきあいのヤツ、念願の子供が誕生!だって!
そいつの嬉しそうな声聞いてたら、なんかわからんけど涙がにじんできた。
おめでとう!!!なんか俺もすごく嬉しい!
しかも明日、というか今日は、俺にとって大切なヤツの結婚式なんです。
いろいろと大事な役を頼まれてる。
なんだか今日は、ヒトさまの人生の節目の目撃者だぜ。
他人の幸せが自分にとっても幸せに感じられる時って、すごく幸福な気分ですね。
胸のあたりがポカポカするよ。ありがとう。
そしておめでとう。
2005年06月24日
●鳴る者と鳴らぬ者
今日ちょっとした理由でアコギをえんえん3時間くらいぶっ続けで弾いてたんだけど、いやーやっぱり難しいねぇ。こんなにアコギを長い時間触ってたのは何年ぶりだろう。久々に指が痛くなったよ。
それにしてもやっぱり俺の持ってるアコギは安物中の安物だけに、鳴らん。まー値段が全てではないけれど、いかにも安っぽい音。今日しみじみ思った。胴が「ジャン!」ってなる感覚が全然ない。ウワベだけジャカジャカいってる音。
いいアコギ欲しいなぁ。
あー、欲しいものがありすぎる。
『燃え殻/Red light Blue light Yellow light』/ 馬の骨
今日買ったばかり。僕はこの人が大好きなのだ。
2005年06月21日
●ドヒューンでソッコー着きますよ
先日かなり突然に学生時代の後輩に会った。そんなに親しい間柄ではなかったが、おもしろいヤツだったので憶えていた。彼はけっこう酔っていて、僕のことを「つよしさん、つよしさん」と呼ぶ。「おおきだよ」と何回言っても「ああそうだったね、つよしさん」と、その後もずっと僕を「つよしさん」と呼び続けた。
そんな彼は航空自衛隊にいるそうで、戦闘機乗りだそうだ。なんでも対馬まで10分くらいで行けるらしい。すげぇ。
2005年06月20日
●おもろいなー
最近は映画をよく観ている。て言っても映画館でではなくてDVD借りてきて。僕が利用しているところは4本で千円なので安くてよい。映画を観ている間は何も考えなくていいからよい。かなり集中して観ている。
僕のPCはノートで普段から大体持ち歩いているので、気が向いたときに場所を選ばずパソコンで映画を観ているんだが、これが結構便利で面白い。音はイヤホンで。お薦めです。
他にもいろいろ自分にとって面白い事やキテる事がたくさんある。
それはまた今度にでも。長くなりそうだし。
好奇心だけは、たえずいつも俺をくすぐっている。
『にせキューバ人』/ Marc Ribot & Los Cubanos Postizos
好きなギタリスト。 *これはCD。
2005年06月14日
2005年06月13日
●すんません
最近疲れやすい。眠くてぼーっとしてることが多い。
観たかった映画をレンタル屋で借りてきたら「後編」だった。
あー面倒くさ。もう前編を借りる気にもならない。
『永遠の仔』天童荒太・著。
かなり読み応えのある、自分にとっては決して短くない本をやっと読了。
知らんかったけど数年前にTVドラマにもなったんやね。
凄まじい内容だった。最後まで読んでタイトルの持つ意味の深さに納得。
おととい、夢にタモリの奥さんが出てきた。普通のおばさんのようだった。
昨日は、藤井フミヤが出てきた。
なんかようわからん。そんな毎日。
大丈夫。
『処女航海』Herbie Hancock
2005年06月06日
●永遠のひばり
最近忙しい。疲れている。12時間くらい眠りたい。でもそれだけ時間があったとしても、時間がもったいなくて寝れない。というような生活と精神状態の日々です。
今年ももうすぐ美空ひばりさんの命日。おそらくTVなどで例年のごとく特番が組まれるだろうから、ぜひ皆さんにも見てもらいたい。不世出の天才大スター。そんな称号も野暮なくらい、知れば知るほどすごい人。若い世代には、演歌のイメージしかないという人も少なくないかもしれないが、とにかく何でもスゴい人なのでそういう先入観は捨ててみては。未来永劫、歌い継がれてほしい歌ばかり。
<オリジナルベスト50>
代表曲を網羅した3枚組。ド演歌なジャケはいただけないが内容は充実。個人的にはDISC 1がもっとも好きだ。
2005年06月02日
●ダウンピッキングとサン・トワ・マミー
近いうちに行われる身内の結婚式で余興を頼まれたので(多いなこれ)、何をしようかと思案していたところ、新郎と友人から注文が入り僕らが高校の頃に流行った思い出のメタルの曲をやってくれ、と頼まれた。披露宴でそういった英語のシャウト系の曲(しかもドラムがいないのでギター×2・ボーカル)をやったところで会場がドン引きするのは目に見えているが、もう友人と新郎がやる気満々なので(←この二人がギター&ボーカル)、その曲の音源を探しにレンタルCD屋さんへ。するとたまたま「レンタルオール半額DAY」が催されていたので、おおこれはと思い、聴いてみたかったCDをいろいろ借りてきたTONIGHTであります。
というわけで今夜は越路吹雪。
2005年06月01日
●あなたはだぁれ
これは随分前に、中古レコード放出市で買ったマイルスのレコードなんですが....
この裏ジャケの右上の部分にですね、
(写真じゃ少し判りづらいかも)
※この写真の右側中央あたり
ボールペンで日付が書いてあるんです。
これ(見えるかな?)。
そう、
『1966.10.24.』って書いてあります。
もう40年も昔。
字体が丁寧だからきっと大人。
当時20代前半〜後半の男性。
きっと自身もトランペットとかやってて、音楽を夢見る貧乏なジャズメン。
毎日、日が沈む夕暮れに河原で練習してる。
このアルバムに衝撃を受けて、音楽で成功することを夢見て頑張っている。
きっとレコードを大事に大事に扱う人だったんだろうな。
そんな大事にしてたレコードを何故売ってしまったんだろうか?
きっと、何か事情があったんだろう。
でも心配しないでください。僕が大事にしますよ。
なんて妄想が膨らんでたんですが。
調べてみたら、じつはこの日付はこのアルバムがレコーディングされた日でした。
つまり前の持ち主が「このアルバムのレコーディング日は..1966.10.24ね」
て感じで書き込んだだけみたい。
まーそりゃそうやね。40年も前のレコードがこんだけ美品で残ってる訳ないか。
音飛びもないし。
車で聴こうと思ってLPをMDに落としていた作業中のつかの間の、
ちょっとした空想でありました。