ryuichy blog: 2002年08月
2002年08月29日
台風が近づいているぞ九州。
事務所から持ってきた食物繊維入りのミネラルウォーターが美味しくて
ガブガブ飲んでたら案の定ピッコロピーでやんすよ。
そう。
そうそう、僕は人よりも随分と多い水分を摂取するオトコである。
何かにつけガブガブグビグビゴクゴクと飲んでいる。
緑茶と牛乳とブラックコーヒー、ミネラルウォーターにビールに焼酎。
考えてみると、上に挙げた種類を1日の内に大体飲んでいるような。
つまり、汗っかきです。
夏になるといつもヤな感じで首元が汗ばんでます。
東京で駅まで歩いて電車に乗るのが嫌いなんです。
電車に乗ったとたん、汗が吹き出てきます。
あーやだやだ。
最近のリバイバルマイブームは
ピンクフロイドとツェッペリン、それにXTC!
2002年08月23日
先日、東京でたくやが山手線で携帯を紛失した同じ日に、
僕も携帯を壊してしまった。
その日朝おきると、枕もと近くに置いていた携帯がなぜかビショビショで、
パカパカ開いてもボタンを押してもウンともスンともいいません。
? 何故濡れているのだ、おまえ。
ふと上を見上げると、ああっしまった。
体を洗ったナイロンタオルを、絞らないまま
携帯の真上に干していたのでやんす。
バカですね。酔っていたのかもしれません。
いや、酔っていたんです。
こうして3年近く愛用した僕の携帯はその生涯に幕を閉じた。
それにしても困ったのは、メモリが全て吹っ飛んだことである。
親しい友人の番号も、仕事での大事な番号も、
メンバーの番号も何もわからない。
たくやに携帯を借りようと思ったら、
「さっき山手線のなかで落とした。」だって。
えーっ。おまえもか。
よくTVなどで、「携帯が無いと生きていけなぁ〜い。」
なんて言ってる若い女を見て、バカかおまえは、なんてことを
心のなかで思ってたんだが、いざ自分が携帯を使えなくなると
妙に不安になっているオノレに気付いた次第です。
今更ながら、カラーの携帯になってちょっと嬉しくて、
はやくメモリを復活させるため
会う人会う人に番号を聞きまくっている大城でした。
(あー恥ずかしい。)
2002年08月21日
並木の梢が深く息を吸って、
空は高く高く、それを見てゐた。
日の照る砂地に落ちてゐた硝子を、
歩み来た旅人はあわてて見付けた。
山の端は、澄んで澄んで、
金魚や娘の口の中を清くする。
飛んでくるあの飛行機には
昨日私が昆虫の涙を塗っておいた。
風はリボンを空に送り、
私はかつて陥落した海のことを
その浪のことを語らうと思ふ。
騎兵連隊や上肢の運動や、
下級官史の赤靴のことや、
山沿ひの道を乗り手もなく行く
自転車のことを語らふと思ふ。
逝く夏の歌
中原中也
2002年08月07日
8月の2、3、4日と、岡山に行ってまいりました。
8月3日に、市をあげての「桃太郎まつり」に、
岡山市の方から「ぜひ」と出演依頼がありまして、
我々ハイリミッツと、同じ事務所の175R(イナゴライダー)とサンディートリップ、
スタッフのみんな、事務所総動員で行ってきたのであります。
ライブが3日の昼過ぎからだったので、
その日は早起きして、午前中の内に美術館に行ってきました。
そうそう。
僕はライブの前日などに、なるべく誰かのライブや映画などを観たりするようにしてます。
なにか作品やアートや音楽などにふれて
パワーをいただこうという魂胆からです。
(人のライブとかを観ると「あー俺もやりたい!」って思うでしょ?)
で、その美術館なんですが
駅前のホテルから路面電車で5分ほどの美術館で
ちょうどシャガール展が開催されてまして。
(いつか見たい、と思っていました)
18、19の頃は美術館に行く機会が多かったんだけど
それからは全然行ってなかったので、すごく楽しみで
前の晩はやや興奮気味。
朝9時の開館とともに入場したんですが
日曜日ということもあって人がけっこう多かった。
さて、シャガールですが、
そこには、画家の、愛と創造と努力と苦悩が満ち溢れてました。
たしかイトイシゲサトさんだったと思うが
「どんなものでも不完全なたたき台からはじまる」
というような言葉があって、
僕はこの言葉を聞いたときに、目が覚めるような思いがしたんだけど、
やはり、何かを創ろうとするときの苦悩を超越する意欲というもの、
そういったものを強く感じました。
同時に、あー俺に足りないのはそこだなぁ、と反省も。
それにしてもやはり、絵も生で見るのは全然違う。
絵具の質感や紙の素材感、色の鮮やかさは
決して絵はがきや美術の本では伝わりません。
勢いや筆圧、偶然の線や点、感情のみなぎった配色。
とてもダイレクトに伝わってきます。
素晴らしかった。
彼の作品は、どれも愛に溢れていて、
観るものを優しくしてくれます。
ほんと行ってよかった。
さて、ライブと岡山の夜についてはまた今度。